ノミに続いて石頭です。
一番左の物は、近藤では無くてたぶんDCMカーマです。
造園屋に就職して、まだ何の知識もなく、石を加工する目的でもなく杭を打ったりただパワーのあるハンマーを選んだものです。
それが一番古くて15年くらい使ってます。
左から1.3kg、1.1kg、0.6kg、0.3kgです。
よく使うのは、左の3本で、一番右の軽いのは、彫刻とか細かい作業用です。
近藤石工道具製作所に行くと、これらは柄が無く金属部分のみで売っています。
石頭や、トンカチ、ビシャン、コヤスケのような道具です。
店で、一般的によく見る加工された柄か、カマツカなどの柄を選べたりします。
柄は遊びたい部分です。
私は自分の剪定した枝の中から、
握りたい部分に、枝の節や太さに変化があって滑り止めになったり、適度なカーブがあったり、
と言ったしっくりくるものを適当に加工して取り付けています。
石頭の用途としては、それはもう何でも叩けるのですが、石工となると、
石を直接石を叩くか、ノミやコヤスケ、セリ矢など道具を叩いて力を伝えるかです。
直接叩くときに思うのは、近藤石工道具の石頭は石がよく割れる気がする事です。
重量的には、1.3kgが一番重くパワーがあるはずですが、
それ以下の1.1kgや0.6kgの方が、狙った場所でバシッと切れるように割れます。
おそらく、焼き入れの関係で、材質の硬さが違うからだと思います。
それはたぶんノミ等を叩いたときにも、影響があると思います。
石頭とノミなどはそれぞれ大きさを合わせるのがセオリーで、大きいノミで大きく石を割りたいときに、小さい石頭では弾かれてしまいます。
ただ、コヤスケで石を剥がすように割る時は、重さよりもスイングスピード重視で行った方が良い結果になる事もあるので、
一般的な組み合わせはあるけど、結局はどんな石をどんな加工するかで、道具の組み合わせ方も変えるべきだと思っています。
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