先月くらいですが、地元の東浦町内で石張りの仕事をしてきました。
近い現場って、作業に費やせる時間も長くなるので良いですね。
出来るだけ早く、安価に!ということが暗に今回求められたようなので、仕上がりはどうでしょうか。
石張りのポイントは、まず道具です。
外構屋さんは、ダイヤモンドのカッターで切って作っていくことが多いので、石ラインが直線的になる傾向にあります。
また、切り口を見せたくないと思えば、目地を浅くして隠してしまうか、切ったところを叩いて、切っていないようにする必要があります。
いっぽうで、造園屋や石屋の類は、石工用のハンマーなりで石を割って作っていきます。
石の性質によっては、確実に意図せぬ方向に割れるものもあるので、そんなときはちょこっとだけ切ることもありますが、その後ちゃんと叩いて加工します。
石と石の合わせを、タイルのように直線で合わせず、あえてデコボコと作ることで、石に丸みがでたり、いかにも作った形という印象がなくなります。
パズルのように、なるべく加工が少なくなるものや、それを入れたことでバランスが崩れないか確認しながらパズルのように組んでいきます。
完成すると何となく柔らかい印象の石張りが完成します。
今回は目地を2cm以内くらいを目標に作ったのですが、これを目地5mmくらいにしようと思うと、加工に数倍の時間がかかります。
また、使えない石も増えてくるので、仕上がりの面積に対して1.5倍とかより多くの材料を用意する必要があり、作業金額で大きな差となります。
わかる人が見れば、お金をかけたかそうでないかは、一目瞭然なのです。
たた、好みの問題となると、ある程度目地が広いほうが好きだという人もいますし、何とも言えないところであります。
今回は支給された石がギリギリの量しかなかったので・・・最後は端材や反り返った石くらいしか残りませんでした。
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