樹造園の道具　26　スケルトンバケット｜知多郡で造園は樹造園

現場によっては、土の中に多くの異物が混入していることがあります。

例えばコンクリートやゴミなどガラ、土として処分するには困難な石、木の根などです。

土でもガラでも基本的に処分するには分別が必要ですし、分別しないならその分処分代が高額になります。

そんな現場で有効なのがスケルトンバケットです。

バックホウのバケットですが、網目状になっています。

振動を与えるとガラや根っこなど大きいものが残り、土などをふるい分けることが出来ます。

木を抜いた後に、土を落とす作業など大きい木では根も重く、人力では大変な作業なのでバックホウで抜いた時は、使うと便利です。

整地などで悪い仕事ならば、ガラなど全部埋めて表面だけきれいな土を敷いておけば、ほぼ分からないのですが、

やっぱり土の中がガラだとかゴミが多いってわかったらちょっと気分が悪いですよね。

古い家が建っていた土地や、悪い土で埋め立てた土地だと結構ゴミだらけなことがあります。

掘削したところは出来る限りキレイにしておきたいと思っています。

それ以外には、自社で作っている堆肥を攪拌するのにも役に立っています。

標準バケットよりも大きく、堆肥は軽いのでガバッとたくさんすくえて仕事がはかどります。

普段はその用途で使っていることが多いです。