造園の道具シリーズ。
ハンマードリル(上)と、振動ドリル(下)です。
どちらもドリルですので、穴をあけるための道具ですが、用途が違います。
ハンマードリルは電動ハンマー(ハツリ機)に回転機能が付いたもの。
振動ドリルは、電動ドリルに振動機能が付いたものです。
分からないですね、そうですね。
振動ドリルは、細かな振動、それはもうバイブレーションと言っても良いくらい、ビビビビビ・・・と言う感じ。
モルタルくらいなら、頑張れば穴が開きますが、コンクリートはなかなか苦労します。
写真では大きなドリルがついてますが、これはタイルを削ってました。
打撃ではなく、振動で弱いがゆえに、割れやすい物などに使えます。
ハンマードリルは縦方向に打撃を加えながら、壊しながら穴を掘るイメージです。ガガガガガ・・・と言う感じ。
なので、コンクリートだろうが石だろうが、どんどん穴が開きます。
石などでは振動ドリルでは10分頑張って開けていたものが、ハンマードリルなら20秒で開きます。
と言うくらいパワーが違います。
その代わり、タイルに使えばおそらく穴が開く前にタイルが割れますし、
モルタル塗り仕上げのような壁では、穴も開きますが、剥がれてしまうかもしれません。
ちなみに振動ドリルは、切り替えによって振動無しのドリルとしても使えます。
金属用や木用などでは振動無しで穴あけします。
石系のドリルでは振動で。
ハンマードリルは回転無しの電動ハンマー(ハツリ機)としても使えます。
ただし、通常の電動ハンマーに回転機構を設けている分、同じパワーなら機械が重く、
同じくらいの重さの機械なら、ハツリ能力は電動ハンマーに及びませんので、使えるけど緊急時用くらいです。
さらにハンマードリルの強力な回転力と打撃でビットを付け替えることで、土に穴をあけるオーガとしても使えます。
クラッチ機構の無いハンマードリルでは、刃が石などにあたりロックした時に体ごと回ってしまうので勧めませんが、
クラッチがあれば、機械の有効活用と言う意味でも、いろいろな刃を用意すると使用できる機会も増えていごとを助けてくれます。
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