タジマのレーザー墨出し機です。
この手の商品は、レーザーの出る本数などでいろいろあるんですが、造園では主に水平が分かればなんとかなりますので・・・。
とは言え、縦横が出ることで直角が出せたり、床に描いた点を天井に写せたり、柱の垂直が見えたり、あれば色々使えるのでそれなりの機能のものです。
本体と、三脚、受光機、スタッフのセットです。
室内では受光機はほぼ要らないですが、屋外では日中はレーザーの光もほぼ見えないので、受光機によってレーザーを感知します(高い低い、合っているを3種類の音で知らせてくれます)。
遠く離れた場所の高さが、一人で簡単に行えるのでこれは便利な道具です。
自分で造園業の仕事する前からこれは使ってましたし、それなりに年代物です。
ただ、日曜大工レベルでも欲しいものです。
精度と照射距離がそれほど高くないのは欠点ですが、10mで±1mm程度ですので、個人の庭の広さならそれほど気になるほどでもないと思います。
(ちなみに駐車場コンクリートなどで、水が溜まらないようにするために必要な勾配は3パーセントで、10mで300mm程度にすることが多いです、それが299ミリか301mmくらいになっちゃう誤差です)
もっと精度や距離を求める場合は、ローテーティングレーザーや、光学系のレベルやトータルステーションなど使います。
私も会社にいたころ公園を作ったりするときは、光波と呼ばれるトータルステーションで、CADで座標を計算して測量して構造物などの位置を出したりしていましたが、今はしません。
さて、
現場内に水平方向にレーザーが照射されると何が起こるのか、
レーザーの高さはよくわからないですが、それを基準の高さに立てたスタッフに付けた受光機で数字を読み取ります。
そして、次に作りたい物の場所で、受光機の音が鳴る高さを探ります。
基準点と同じ高さなら、受光機はそのままで、例えば20cm高くしたいなら、受光機を20cm低くします。(スタッフの底の高さが相対的に20cm上がります)
そうやって、作りたい物の高さを出していきます。
三脚はあまり使わないですが、起伏や資材など、背が高いものが多い現場では、ある程度レーザーの高さを上げておかないと遮られてしまうので、この現場では珍しく使っています。
同じくタジマのしっかりしたレーザー墨出し機用の三脚です。
専用の物は中心のパイプが貫通していて、レーザーから出す地墨と言われる機械の真下の点を遮りません。
地墨と、上部の垂直の交点を合わせることで、床に出した位置を天井に写すことが出来ますので、電気工事などで天井に器具をつける時などでも使えます。
また境界の真上にセットして、直角を出すような使い方も出来ます。
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