知多郡東浦町石浜にてフェンス工事を依頼されました。
道路に面した樹木は、枝が伸びるとすぐに道路に出てしまいます。
一方は交差点でもあり、見通しが悪くなるためこまめな剪定が必要でした。
目隠しフェンス工事という事でしたので、一般的なアルミで木目調の目隠しフェンスと、
天然木のエコアコールウッドのフェンスを2種類見積提案しました。
結果的にはエコアコールウッドの方を採用となりました。
もともと家を買った時に植えられていた樹木という事でしたが、今回それらは一部を残し抜き、庭木の管理の量も減らしました。
木は抜きましたが、その位置に柱を立てるわけではなく、ブロック積にコア抜きと言って、穴をあけて柱を立て施工しました。
施工に関して言えば、一般的なブロック積みでは強度的な問題で、目隠しフェンスは1.2m程度が限界です。
物理的にはそれ以上が建てられないわけではないですが、台風などで倒れたり、破損して周囲に被害が出ても、補償対象外になると思います。
背の高い目隠しフェンスを建てる場合は、擁壁ブロックや、コンクリート擁壁、独立基礎などを柱の基礎として施工すことになります。
樹造園でも独立基礎で2m前後の目隠しフェンスを施工することは多くやっています。
擁壁ブロックやコンクリート擁壁などと違い、普通のブロック積は、中が空洞である部分も多く、強固に見えてもそれほど強くはありません。
写真のようにコア抜きすると、空洞部分やブロックを積むときにモルタルを充填した部分などが見えてきます。
今回はもともと高いフェンスを希望では無かったので、問題なしです。
それでも通常のアルミフェンスではおよそ2m間隔に1本の柱を、1m以下の間隔でいれました。
これは強度を上げる事と、木板のたわみを修正するためでもあります。
以下施工完了の写真です。
目隠しがブロック上に出来たことで、樹木の厚み分通路や庭が広くなりました。
また、フェンス部分以外でも、いくらか木を抜きまして、庭も広くなりました。
今後の使用用途も広がりそうです。
今回はアルミフェンスとそれほど違うサイズや形ではなかったですが、木フェンスは既製品ではないので、
アルミ製品では無い高さや、複雑な地形にも工夫次第では何とかなるのも良さですし、塗装によってはいろんな色にすることもできます。
エコアコールウッドは国産の杉材で、ソフトウッドですのでハードウッドと比べて加工も楽ですし、材料も比較すれば軽いので扱いも良いです。
DIYで使いたい方は、連絡いただければ販売、配達も致します。
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