造園業の道具 3でもハンマードリルが出てきましたが、同じような名称でも使いどころが違ってきます。
充電式なので、電源コードが必要なく、機械が軽いので機動力が有ります。
そして、パワーが適度に無い事です。
以前紹介したものは、石、コンクリート用ドリスで、直径40mmまでのドリルを使用することが推奨されているものでした。
今回の機械は同じように石、コンクリート用ドリルで、直径18mmまでとなっています。
この辺の機械は形が似ている事や、同じ仕事が一応出来る事もあり混同している人もいるのですが、
・ドリル機能のない物
ハツリ機やコンクリートブレーカー、電動ハンマーと呼ばれる機械です。
大型のものはエンジンだったり、エアーの力によるコンクリートブレーカー、エアーハンマー、ハツリ機だったりします。
電動ハンマーは、比較的小型のものに使う事が多いような気がします。
エアーで小型のものはエアーチッパーだったりします。
・ドリル(回転)機能のある物
とりあえず一般的な電動工具で強い順に
ハンマードリル (13H、SDS-max)
13Hは昔からある六角形状で、電動ハンマーの17Hと言う規格と互換性があります。
17Hのブルポイントでは回転せず、電動ハンマーとして使う事が出来ますが、あくまでおまけ程度のハンマー機能です。
同様にSDS-maxでも、ドリルとブルポイント等が有りますが、こちらは物理的にではなく、スイッチの切り替えでドリルとハンマーなどを切り替えられます。
ハンマードリル (SDSプラス)
SDS-maxと名前は似てますが、互換性はなくどっちかと言うと細いドリルなどのための規格です。
ハンマー機能も13HやSDS-maxと比べると必然的に弱いので、薄いモルタル壁などに穴を開けたりするのに対象を壊しずらいのがメリットです。
紹介した機械のように、ハンマードリル、ドリル、ハンマーのように機能をスイッチで切り替えられます。(より小さいものはハンマーだけの機能が無かったりします。)
振動ドリル (ドリルチャック)
叩くハンマー機能ではなく、振動です。
ハンマードリルより、より繊細な材料を壊すことなく穴を開けたいときに使うものです。
コンクリートや石に10mmを超えるような穴はなかなか開かないです。
写真のハンマードリルは、SDSプラスの物です。
主には3.2mm程度のコンクリートビス用の下穴を開けたり、5~14.5mmくらいまでの何らかのアンカーのための下穴、軽微や繊細なハツリ作業のための工具です。
コンクリートなどの壁に何らかの器具を固定するときに使う事が多いですね。
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