盆休み前には完成させたいという事で、そこから逆算して出来る限り早めにスタートします。
今回の工事は、石張り、砂利敷き、コンクリート土間、階段です。
現場の表面的な工事が多いので、土量をある程度確定させる事がこの工事の流れでは優先事項だと思っています。
各種材料の厚み、下地の厚みなどを考慮し鋤取りを行います。
玄関前は石張り、他はコンクリート土間です。
ちなみに写真のバックホウは、勢いで買ってしまったのでこの現場で初投入です。
ヤンマーのVio17、レンタルで借りるときでも、このサイズかもう一つ上のVio20辺りが多いですが、僕は小さいこっちのが頑張ってる感があって好きです。
また道具の紹介で書きます。
本来の手順なら全面鋤取ってから、建築ですでに完成している板石や塀の上塗りなどを施工していくのですが、
この現場ではなんせ他が完成しているだけに、リフォームのような気づかいと手間がかかります。
板石や雨水桝、汚水の点検口に乗らないように、掘り進めていきます。
キャタピラの幅が可変できるVio17で良かったと思います。
それと掘削する前は、電気、ガス、給排水など各種配管がどんな経路で入っているかの確認が重要です。
電気だと外構では基本的には庭園灯、門灯とインターフォンくらいです。
今どきの家では玄関付近の外壁にジョイントボックスがあり、玄関のスイッチで門灯や外灯を管理するのと一緒に、インターフォンも出してあることが多いです。
なのでジョイントボックスと外部の機器をつなぐルートのどこかで配管を見つけられます。
ガスではガスメーターと、敷地内にあるガスの埋設の目安の杭を結んだ経路。
水道では、水道メーターから、建物内のキッチンなど水回りの集中する部屋へ向かうコースが怪しいです。
汚水はトイレや生活雑排水など各部屋から下水や浄化槽に向かうルート、
雨水は雨樋や立水栓、雨水桝をつなぐルートが点検口や桝内を覗くことで、
管の方向や深さを知ることが出来ます。
これらを知らずには怖くてなかなか掘れません。
施工前に建築の設備図など図面の有無や、お客さんが知っている情報は出来るだけ確認するようにしています。
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