高い木を伐採するときに、木に登るための道具です。
クライミングスパーでは、DISTELの物が定番っぽいですが、私は伐採ばかりをやっているわけではないので、
そんなに何個も比較して使い分けるほどの使用頻度でもないので、色がカッコいいエーデルリッドのタロンを使っています。
DISTELなどの良いグレードの物は、フレームがカーボンだったり、アルミだったりするのですが、こちらは鉄。
重量的には不利ですが、値段が安いです。
それと、材質的に疲労が起きにくく、強度も粘りもあるので、あまり神経質にならなくても良いように思っています。
伐採する木が梯子のように、幹が真っ直ぐ伸びていて、枝が左右にたくさんあれば、それを登っていけばいいのです。
でも、途中に枝も何もない場所があると、とたんに登るのが難しくなります。
ぶり縄のようなもので、幹に足場を作る方法や、ロープクライミングを試みても良いのですが、登るのにとにかく時間がかかります。
また、トップを落としながら下がってくるときは、上からロープでぶら下がって、と言うようなことはもうできません。
スパーであれば、少し上る、少し下がるというような事が、思いのままです。
先日は小屋のすぐわきに立つ15mほどの栗の木の伐採依頼があり、登って伐採してきました。
ただスパーは、土踏まず辺りにある爪を幹などに突き挿して足場とするものなので、当然木は傷だらけになります。
庭木などには使えないので、林業では枝打ちなどにも使うかもですが、自分にとっては伐採専用の道具だと思っています。
たまーにある伐採依頼に応える為に、無くてはならない道具です。
造園、剪定、庭リフォームのことなら樹造園
【TEL】080-5137-8719
【所在地】愛知県知多郡東浦町大字緒川字西釜池12-14
【メール】お問い合わせ≫
【対応エリア】知多郡を中心に愛知県全域