豊田市の庭へ芝のメンテナンスの仕事をしてきました。
ここのお宅では、雑木の庭と言うことで、野芝が植えられています。
一般的によく使われる、ヒメコウライシバや、その改良種のTM9と比べるとワイルドな感じがしますね。
芝の新芽の伸びだす時期になってきましたが、それに交じって草もよく伸びます。
草が大きくなると、抜くときに芝も持ち上がってしまったり、根が残ってしまったりします。
また、種が飛んでしまうと一気に増えてしまいますので、花をつけだしたらもうすぐ種が出来ますので、急がなくてはいけません。
なので、まだ小さいからと思わず、目についたら抜くくらいだと、常にきれいに管理できると思います。
小さいうちなら、力もいらず、芝を痛めることも少なく作業できます。
だいたい同じところで撮った写真です。
今回の作業では、草取りと施肥の作業でしたので芝は刈っていませんが、草取りをしながら箒で掃いたりしていますので、サッチが多少取り除かれています。
草を取っただけでも、ずいぶんきれいになりました。
4,5,6月と、夏を避けた10,11月くらいは施肥の適期となります。
ヒメコウライシバやTM9または西洋芝では、こまめな刈込と施肥によって緻密な芝のじゅうたんが出来ますので、定期的なメンテナンスが必要です。
樹造園では、一般的な窒素系肥料他に、イネ科で特に必要となるケイ素系肥料を与えるとともに、
芝のメンテナンスで欠かせないサッチの除去を、枯草菌であるバチルス菌の力を借りることで、サッチを分解し土壌改良材として利用しています。
また、芝庭に使える除草剤もあります。
浅根性の樹木には影響が出ることもあるので場所は選びますが、純粋な芝庭などの場合は最終手段として使うことで、管理が楽になります。
あまり使いたくはないのですが・・・
ただ、ラウンドアップなどの非選択性の除草剤のように、高濃度なら効くというものではなく、面積あたりに適切な濃度で適切な量を散布することが重要です。
余ったから同じところに2回まいたりすると、薬の量が2倍になりますので、除草剤が効きすぎて芝まで枯れるなんてこともあります。
芝の面積と、薬量の適切な管理が必要になりますので、不安な時は樹造園まで相談ください。
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