昨今の新型コロナウイルスの影響で、生活様式の大幅な切り替えが迫られているのかもしれません。
最近の外構工事といえば、駐車場のコンクリート土間、機能門柱、そして小さな植栽スペースにシンボルツリーという構成が主流となりつつあります。
定期的なメンテナンスが必要となる植物は極力省き、無機質、ノーメンテナンスがスタイリッシュ。
ノーメンテナンスは、たしかに魅力的な言葉ですが、果たしてそうでしょうか。
コンクリートのわずかな隙間でも、草は生えます。
防草シートを張っても、わずかな隙間や、どこからか飛んできた塵や落ち葉が堆積すれば、シートの上に土壌が形成されて、草は生えてきます。
それらを除草するのはなかなか大変ですし、シートの上に堆積した土は砂利をすべて取り除かなければ除去できません。
機能を最優先した簡素な庭は、ゆとりや遊びがなく、正確な水平垂直や平面の構造物で構成された庭は外行の目で見れば綺麗ですが、休みの日に眺めても心が安らぐことはありません。
庭のある戸建てなのに、生活様式はアパートやマンションのように、部屋の中だけを重視し、休みの日には山や川、森などに出かける。
庭といえば草が生えてくるだけの厄介で面倒くさい、嫌な場所となっていませんか。
庭は植物も含め生き物です。
ペットであれば、餌を与えたり、トリミングしたり、散歩したり世話をする時間も楽しめるものです。
自分の所有する庭を、丁寧にメンテナンスし、快適な空間を維持することで、豊かで穏やかな生活を送ることが出来ます。
メンテナンス不要の壊れたら作り替えのような、昨今の外構工事は、庭というペットであっても、ロボット犬のようで世話のし甲斐がない存在になっていないでしょうか。
多くの植物を植え、メンテナンスに手間のかかる庭、
草を取ったり、
落ち葉を掃いたり、
枝を剪定したり、
肥料を与えたり、
晴れの日が続いたときは、水を与えてみたり、
世話をすることで、愛着がわきます。
季節が来れば、新芽が出て、花が咲き、実がつき、紅葉し、落葉する。
鳥が来てさえずったり、木陰でくつろいだり、葉の擦れる揺らぎのある音。
無機質な庭にはない、人を癒す力を持っています。
せっかくある自宅の庭を、休みの日にはくつろいだり、家族と遊んだり大好きな場所にしませんか。
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