新舞子の造園工事、実は今日完成しました。
遅筆過ぎて、ブログが全く追いついていませんが、少しずつ書いていきます。
表題の通り、六方石と幡豆石のあられこぼしによる階段を作りました。
六方石は、溶岩が固まって収縮過程で縦に割けることで柱状になる石で、かにかまの様に裂けた、あの一本一本が六方石なわけです。
名前のように必ずしも六角になるわけではないですが、断面が多角形になります。
幡豆石はすでにおなじみの石ですが、愛知県内で産出している御影石です。
六方石を蹴上のアクセントに使い、踏面は小さい幡豆石を土に叩き込んでいきます。
1つ1つはデコボコしていますが、歩いてみるとそれほど違和感はないと思います。
写真では3段分ですが、実際は4段分用意していました。
階段を一度土で作って、何回も試しに歩いてみると、踏面の幅が2歩分ある3段の方がしっくりときましたので、このようにしました。
一般的に階段の踏面の幅はだいたい30cm、蹴上は15cm前後で作ることが多いですね。
でも、それはタイルなどで作るのにちょうどいいだけで、人が歩くのにはどうなのかな?と思います。
15cmもあると、階段は「のぼる」と言う感じになります。
ここの階段は、だいたいですが11cmです。
これくらいの蹴上だと、ほとんど歩く感覚です。
右側にも降りていけるように小さな階段も作りました。
樹造園の事務所玄関にも施工してありますので、気になる方は実際に歩いてみて下さい。
どんな形状にも作りやすく、植物とも調和しやすいと思います。
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