前回の移植作業で、庭の地面のすぐ下は水が流れていることが分かり、暗渠排水の設置をお客さんにお願いしました。
暗渠排水は作業の性質上大がかりな作業になります。
それは、
出来るだけ深く設置したい、
暗渠パイプの周りにフィルター層を設けたい、
です。
その結果、掘る土が結構な量になります、
園路を作った後にも掘れるようなら可能ですが、
壊さないで作業となると人力掘削になります。
人件費を考えただけで恐ろしいです。
そして暗渠掘削です。
のんびりしていると、土がだんだん水けを帯びてきて、整地もままならなくなるので大急ぎです。
勾配を計算しながら床を作り、管を設置出来れば一安心です。
奥の方から園路の下を通り、砂利の車切り返しゾーンと園路で分岐、そしてブロック塀沿いから石積み花壇の下をカバーする3系統です。
この庭で排水できる最も水位が深い排水桝に接続し、排水する計画で、およそ40mの暗渠を設置しました。
φ60の暗渠パイプに、フィルターを巻き、単粒度砕石をw、hとも300くらいで包みフィルター層としました。
そして埋め戻し。
すっかり跡形も無いですが、これ以降雨上がりでも水はけが格段に良くなって、ぬかるむことはほとんどなくなりました。
作業もしやすいです。
土入れ、移植、暗渠と庭を作る前の下準備がいよいよ終わりました。
次は奥から順番に園路を作り、庭を作っている感じになってくると思います。
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