知多郡東浦町は森岡の現場、樹造園からも近くて非常に通いやすいです。
7月31日に既設の防草シートをめくり、草取り、樹木の抜根からスタートしました。
防草シートの隙間からも草が生えて、これは以前の藤江の現場と同じ状況です。
人力除草は私の趣味ですし、木を抜く作業もなかなかやりがいがあります。
写真手前の小さな木も、実は太く大きな木を地際で切ったところから出た芽なので、案外太いのです。
一度今の庭をリセットし、作り直していきます。
今回のプランは大きく分けて、
1.庭の外周を覆う目隠しフェンス
2.家庭菜園スペース
3.外通路の砂利敷き
4.植栽
です。
1.目隠しフェンス
庭で活動するときに、もしくは部屋の中まで外部の視線が気になる、
または、覗いているんじゃないかと隣家などからあらぬ疑惑を避けるために目隠しフェンスを設置することがあります。
しかし、それとは別に、庭の外周などをフェンスで区切ることで、周りの無秩序な景色を遮断し、
フェンス自体を背景や額縁とすることが出来るので、その後の庭に植えた樹木や、構造物を引き立たせる効果もあります。
フェンス板材はエコアコールウッドです。
天然木で柔らかい雰囲気が出る事と、塗装しなくてもハードウッドにも勝る耐久性があるので、私は無塗装はコストも抑えられて好きです。
さて、庭には雨水を排水するための側溝があるのですが、その経路がちょうど柱を立てたい部分にあります。
写真は枡の移設と配管の移動をするために掘り出している所です。
よく見ると一番奥の庭の角にあった枡が写真だと左に30cmほど移動しています
排水管をずらしたことで、基礎の穴を掘ることが出来ました。
たくさん穴を掘っています。
全部で30カ所。
高さが2mのフェンスになる予定なので、30cm角で深さ60cmほどです。
この基礎サイズは、駐車場などのカーポートを建てる際のコンクリート土間下に設置する基礎に近いサイズです。
目隠しフェンスは風を受けやすいので、樹造園ではほかではやらないくらいの大きな基礎にしています。倒れるのが怖いので・・・。
写真に大きく映る、旧式のホンダのこまめ。
樹造園で重機と言えばこの小さな耕運機と言うくらい、たびたび出てきます。
掘った穴の分だけ土が出ます。
粘土も多いので普通は残土として処分して、新たに山砂などを購入して搬入するのですが、そこには問題があります。
まず搬出する手間、そして残土処分費、山砂の購入費、搬入の手間です。
この庭は、全面道路よりも2.5mほど高い場所にあり、重量物の資材の搬入はすべてクレーンでの作業となります(人力だと人件費がとんでもないことになります)
粘土は、上手に使えば山砂よりも植栽の土として保水力、保肥力など優秀です。
しかし粘土の大きな塊は扱いも困難なので夏の気温と日差しでしっかり乾かして耕運機で粉砕し、山砂と混ぜることで再結合を防ぎます。
はい、柱も建って板もあらかた張り終わりました。
続きは次回。
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