柱も順調に建ってきていますが、実は苦労もあります。
アルミフェンスの写真の通路が、この庭に入るための通路なのですが階段もあり、一輪車で通るのも困難です。
基礎のコンクリートは、ダンプで生コン工場に引き取りに行き、駐車場からバケツで運んでいます。
柱一本におよそ100ℓ、230kg程度の生コンが必要です。
朝から柱の基礎の穴を掘り、柱を固定して、生コンを引き取り打設するというのを、3日くらいやった気がします。
硬化待ちの間にアルミフェンスを固定したりしています。
写真にちらっとバイブレーターが映っています。
生コンやモルタルは、打設時に中に気泡が入り込みます。
また、硬めの生コンでは狭い場所に入り込まなかったりして、硬化後に空洞ができる事があります。
そうすると強度が低いコンクリートが出来てしまったり、柱と密着せず基礎として弱いこともあります。
また振動させることで流動性が上がり作業性も良くなるので、深さのある打設では使いたい道具です。
ただ、振動させすぎると骨材だけが沈殿することもあるので、その辺りは経験と加減です。
しっかり柱が立ったら、板を固定して行きます。
タイルの下地も出来てきました。
工事としては華々しくないですが、柱が建って、タイルも基礎が出来た時点でこの工事もほとんど完成したようなものです。
あとは順番に正確に張っていくだけです。
板が全面張れました。
剪定に入ったころと比べるとどうでしょう。
タイルも追加と、もともとフェンスの柱があった部分の補修も終わりました。
樹造園は、自称庭師で、コンクリートを使わない施工を目指していますが、
タイルを張ったり、ブロックを積んだり、モルタル補修だったりのような外構工事が出来ないわけではないのです・・・
今回の工事では、柱の基礎を掘ってかなりの量の土が出ました(基礎のコンクリートと置き換わって)。
もうすこし雰囲気のある庭にしたいということで、この後庭の植栽の追加を考えているという事を言われました。
工事と並行して、庭のプランも考えていました。
上の板張りが終わった写真、ところどころ盛土がされているのが分かるでしょうか。
剪定に入ったころはあっさりとした盛土です。
出た土を処分すれば、作業代と処分費がかかります。
また、柱を建てるのに、庭の植物をいくつか移動させないといけない事もありました。
今後のプランに合うように移植してあります。
ここまでの作業は、フェンス工事のための作業で、実質作業代は0円です。
次の植栽工事は盛土などがほとんど完成した状態で始められます。
今後の方針があらかじめわかることで、工事を安く済ませることが出来ます。
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