樹造園の剪定の見積には、「剪定枝運搬処分」という項目があります。
きっとどこの造園会社でも、切った枝葉を片付けて処分するのに費用がかかるので、何らかの名称である項目だと思います。
庭木の剪定枝は、一般廃棄物として処分できるので、多くの事業者はクリーンセンターなどで処分していると思います。
クリーンセンターでは、燃やして排熱を利用したり、エネルギーをある程度回収できるかもしれませんが、
そもそも切ったばかりの剪定枝や草などは、薪と違って水分量が多いので、火をつけてもなかなか燃えるものではありません。
草などは、生であれば燃料としてはマイナスでしょう。
クリーンセンターではなく、粉砕して堆肥や木チップなどを作っている会社に持ち込む業者もあります。
木材を単純に燃やすのではなく、もう一度利用するという観点ではこちらのがエコかもしれません。
しかし問題は、剪定枝を運び込む業者のモラルが低い事です。
それらの工場で作られた堆肥には、結構プラごみなどが混じっている事があります。
捨てた人たちは、処理を依頼すればそれでもうおしまいなので、プラごみなど気にせず混ぜて捨てるのでしょう。
ゴミの混じったたい肥などあまり使いたくはないものです。
そしてこの二つの処分方法の問題点は、営業時間に持ち込まないといけない事と、処分に結構な金額がいる事です。
当然その運搬の時間、手間、処分費はお客さんに請求することになりますが、それを払ったところで儲かるのは処理業者のみで、
お客さんはもちろん得をしません。
樹造園の「剪定枝運搬処分」では、自社で粉砕し堆肥を作って庭造りに安価に提供する仕組みを作っています。
現場では、枝の処分場の営業時間を気にせず、時間いっぱいまで剪定に集中し、時間がある時に粉砕機で粉砕。
自社で処分しているので、ごみの処分費は安く出来ます(正直いって捨てた方がはるかに時間も手間も楽な時もありますが)。
幾度も切り返し、発酵を促進する資材などを用いて、時間をかけてじっくり堆肥を作って行きます。
自社で使う資材を自社で作ると、剪定枝にごみが混じるのを気にするようになります。
樹造園の堆肥には、ごみは99.9%入っていません(ごくまれに混じる・・・)。
枝葉はゴミではなく、立派な資材であり、土壌改良材です。
剪定によって持ち出されてしまう栄養素の補充や、土壌改良に堆肥を用いるマルチングをする事は庭木を良くするうえでとても有効です。
施用方法は地面に撒いていくだけなので、穴を掘ったりする必要も無いです。
これは、山などで落ち葉が積もり、循環していく事と同じです。
写真の中で黒く見えるものが、自社で作った堆肥です。
樹造園に剪定を頼むときは、マルチング用の堆肥を希望することも出来ます。
全ては良い木によって、良い庭を造っていくためです。
建設業で造園だけが生き物を扱う仕事です。
それは、草木だけでなく、昆虫、微生物、菌類など。
それらは密接につながっていて、お互い助け合いながら生きています。
堆肥はそれらを結びつける大切な資材です。
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